僕達の商材はクッキングです

株式会社コークッキングCEO川越一磨のブログ

レシピを超えるコンテンツ

コークッキングの方も設立して3ヶ月がたち、色々な貴重な経験をさせてもらっています。
でも、まだなーんにもできていません。
やりたいことの0.1%もできていない。
日々の悔しさと反省をトライする。とりあえずその繰り返し。

「レシピがなくても楽しく料理ができる世の中を作り上げる。」
「レシピを超えるコンテンツ。」

最近のもっぱらの熱意はここに集約されてきています。
レシピがなくても、食材や調味料の大体の特性を理解してれば、ほとんどの料理はできます。

クッキングランゲージでそれを作ることはできる。

レシピ通り料理する→買ってきた食材調味料が余る→それ以外の料理に応用できない→結局廃棄する

これって家庭レベルでもありがちな流れだと思うんです。
こうやってフードロスが生まれてくるんですね。
レシピって便利なようで、マニュアル化されすぎた解釈だと莫大な食品廃棄を生む。

なんでそうなるのかって、その食材や調味料の根本的な使い方や効果がわからないから。
僕達が「タイ料理作ろう!!!」って意気込んでナンプラーとか買ってくるじゃないですか。
でも、だいたい余るんですよ。その後何に使うか迷って、結局腐らせてしまう。

自分たちの食文化に馴染みのない食材調味料って、「ベースとなる経験や知識がない」からレシピ以外の使い方わかんないんですよ。

これは「海外における和食の家庭レベルでの普及」でも同じことが言えるわけです。
外国の方は、醤油、味醂、酒とか、和食においてどんな使われ方をしていて、どう応用できるのかがわからない。

これがレシピの限界。

和食を世界に普及するために、飲食店・レシピ集の飛躍は目覚ましい物がある。
けど、自分で作れなければそれ以上の広がりはないと思うのです。
日本人はパスタを作るし、餃子を作る。ちゃんと異国の文化がローカライズされたのです。
和食はまだまだ世界の食卓に並んでいません。

だから、

「レシピを超えるコンテンツを作りたい。」

まだまだ精進していきます。
道のりはまだ長い。